家計簿が続かなかった私が1年間続けられるようになった理由
私はこれまで何度も家計簿に挑戦しては挫折してきました。
アプリも試したし、手書きノートも買いました。
SNSで見た家計管理術を真似したこともあります。
でも続かない。
「私は家計管理に向いていないんだ」
そう思っていました。
そんな私が、気づけば家計簿を1年以上続けられるようになりました。
特別なアプリを使ったわけでも、家計管理の才能があったわけでもありません。
変わったのは、お金との向き合い方でした。
今回は、家計簿が続かなかった私が変われた2つの気づきをお話しします。
気づき① 我が家のお金を見るのが怖かった
今振り返ると、私は我が家のお金の現実を直視するのが怖かったのだと思います。
「もし思っているよりお金がなかったらどうしよう」
そんな不安がいつもどこかにありました。
通帳を見るのも怖い。
家計簿をつけて赤字だったらどうしよう。
将来のお金が足りないと分かったらどうしよう。
子どもの教育資金すら十分に準備できていなかったらどうしよう。
SNSを見ると、しっかり貯蓄している人がたくさんいるのに、自分だけ取り残されているような気持ちになることもありました。
本当は確認した方がいいと分かっている。
でも、見ない方が楽でした。
そんな気持ちがどこかにあって、私は無意識のうちに家計簿から逃げていたのだと思います。
でも、あるとき気づいたんです。
今の状況を見たからといって、人生が悪くなるわけではない。
むしろ、見た瞬間から良くしていける。
大切なのは、完璧な家計簿を作ることではありません。
もし「これはまずいかも」と気づいたとしても、そこで自分を否定する必要はないんです。
ただ軌道修正すればいいだけ。
私に必要だったのは、完璧なノートではなく、現実を受け止める勇気でした。
気づき② パーソナルファイナンスに正解はない
これまで私は、インフルエンサーの家計管理を真似したり、
「この方法が最強」
と言われるやり方を試したりしてきました。
でも、どれも続きませんでした。
その理由はとてもシンプルでした。
パーソナルファイナンスは個別具体的だからです。
収入。
家族構成。
価値観。
住んでいる地域。
すべて人によって違います。
同じ年収でも満足する暮らしは違いますし、教育費を重視する家庭もあれば、旅行や趣味を優先する家庭もあります。
節約が楽しい人もいれば、そうではない人もいます。
だから、
「これが正解」
「万人に当てはまる方法」
は存在しないんですよね。
さらに言えば、
どんなお金の使い方をすると幸せを感じるのか。
この「幸せの基準」も人それぞれ違います。
そして、この問いに答えられるのは自分だけです。
答えがないからこそ、自分なりの答えを探していく。
私はこれこそが家計管理の面白さなのだと感じるようになりました。
これらの気づきを得たきっかけ
こうした考え方に気づけたのは、お金の勉強を始めたことがきっかけでした。
不思議なことに、お金について学び始めると、それまで見えていなかった情報が自然と目に入るようになります。
これは「カラーバス効果」と呼ばれる心理現象だそうです。
私自身も、お金の勉強を始めてから、家計管理や資産形成、教育費や老後資金に関する情報が以前よりずっと気になるようになりました。
金融の知識を知れば知るほど、
「知らないだけで損をしていたこと」
が世の中にはたくさんあると感じます。
お金から目をそらしていた私ですが、一歩踏み出したことで見える景色は大きく変わりました。
これからも金融リテラシーを高めながら、学んだことは惜しみなく共有していきたいと思っています。
家計簿を続けた結果
家計簿を続けたことで、一番大きく変わったのは「お金への不安」が減ったことです。
もちろん、急に収入が増えたわけではありません。
でも、
・毎月いくら使っているのか
・どんなことにお金を使っているのか
・今後どのくらいお金が必要なのか
が少しずつ見えるようになりました。
以前は漠然と
「将来大丈夫かな」
と不安になることが多かったのですが、今は不安の正体が見えるようになりました。
そして、不安が見えるようになると対策も考えられます。
また、自分が何にお金を使うと満足し、何にお金を使うと後悔するのかも分かるようになりました。
家計簿は単なる節約のための道具ではありません。
私にとっては、お金と向き合い、自分たちの暮らしを考えるための道具でした。
だからこそ、1年以上続けられたのだと思います。
次の記事では
ここまでお話ししてきたのは、考え方や気持ちの変化についてです。
次の記事では、実際に1年間続けて分かった「家計簿継続のコツ」をご紹介します。
家計簿が続かないと悩んでいる方のヒントになればうれしいです。
