夫婦で1,500万円を準備する理由|老後の医療費と介護費
前回の記事では
老後生活費の不足分として
1,120万円
を準備する計画を紹介しました。
ただ、老後のお金を考えるときに
多くの人が不安に感じるのが
医療費と介護費
です。
今回は
我が家が
医療費・介護費として1,500万円を準備する理由
を整理します。
介護費は数千万円かかるのか?
「介護には数千万円かかる」
という話をよく聞きます。
確かに
全額自己負担なら
非常に大きな金額になります。
しかし日本には
介護保険制度
があります。
これは2000年にスタートした制度で
家族の負担を軽減し
介護を社会全体で支えることを目的に
作られた仕組みです。
要介護認定を受けると
自己負担1割(または2割)
で介護サービスを受けることができます。
つまり
実際の自己負担は
想像しているよりも
かなり抑えられる仕組みになっています。
医療費も上限がある
老後のもう一つの大きな不安は
病気やケガの治療費
です。
ただしこちらも
日本には
高額療養費制度
があります。
これは
1ヶ月の医療費の自己負担額が
一定額で止まる制度です。
例えば
70歳以上で
一般的な収入区分の夫婦の場合
1ヶ月の負担上限
57,600円(世帯)
となります。
つまり
高額な治療を受けたとしても
自己負担は
月5万円台程度
で済む仕組みです。
今の病院は長期入院をさせない
昔は
「長期入院で医療費が膨らむ」
というケースもありました。
しかし現在は
医療制度の変化により
入院期間はかなり短くなっています。
一般的には
1週間〜10日程度
で退院するケースが多くなっています。
そのため
入院費用が何百万円にも膨らむ
という可能性は
以前より低くなっています。
我が家の医療費想定
こうした制度を踏まえて
我が家では
医療費は夫婦で300万円
を想定しています。
これは
・入院費
・手術費
・通院費
などを含めた
かなり余裕を持った設定
です。
介護費の想定
介護費については
夫婦で1,000万円
を想定しています。
介護保険があるため
満額自己負担になることは
基本的にありません。
それでも
・介護サービス
・施設利用
・在宅介護のサポート
などを考えると
ある程度の余裕資金
を持っておくことで
家族の負担を減らすことができます。
夫婦で1,500万円を準備する理由
以上をまとめると
医療費
300万円
介護費
1,000万円
さらに
葬儀費用や
自宅のバリアフリー改修などの
予備費
として
200万円
を追加します。
合計すると
1,500万円
になります。
この1,500万円は「安心のためのお金」
我が家では
この1,500万円を
老後の不安を減らすためのお金
と位置づけています。
実際には
すべて使う可能性は
かなり低いと思います。
それでも
「もしもの時でも大丈夫」
という安心感は
老後の生活にとって
とても大きいものです。
65歳までに準備する
現在の年齢は
43歳
65歳まで
残り22年
あります。
そのため
1,500万円 ÷ 22年 ÷ 12ヶ月
= 約5.7万円/月
を積み立てていけば
目標金額に到達します。
老後資金と合わせると
前回の記事で紹介した
老後生活費の不足分
1,120万円
と合わせると
老後関連資金は
老後生活費
1,120万円
医療費・介護費
1,500万円
合計
2,620万円
になります。
まとめ
我が家の老後資金計画は
■ 老後生活費
1,120万円
■ 医療費・介護費
1,500万円
合計
2,620万円
を準備する計画です。
日本には
・介護保険制度
・高額療養費制度
があるため
医療費や介護費が
青天井で増えるわけではありません。
それでも
老後の安心のために
余裕を持った資金
を準備しておくことは
大切だと考えています。
老後のお金は不安を感じやすいテーマですが、制度を理解し、数字で整理すると必要な備えは意外とシンプルです。
これからも我が家の資産計画を、実例として共有していきたいと思います。わが家の考え方が、これから老後資金を考える方の参考になれば嬉しいです。
次回予告
次回は
我が家の夫婦会議
についてご紹介します。