利益の使い方が変わると、人生はもっと豊かになる|家計を「経営」するという考え方
家計管理を始めた頃の私は、
「どうやって節約するか」
ばかりを考えていました。
支出を減らすこと。
貯金を増やすこと。
投資に回すお金を少しでも多くすること。
それが、良い家計管理だと思っていたのです。
でも、お金について学び続ける中で、一つの考え方に出会いました。
「家計は、ひとつの会社と同じ。」
会社は、売上を増やすことだけが目的ではありません。
利益を生み出し、その利益をどう使うかを考えます。
未来のために投資するのか。
今を豊かにするために使うのか。
家計も同じでした。
私が変えるべきだったのは、節約の方法ではなく、利益の使い方だったのです。
私は家計の経営者だった
会社には売上があります。
経費があります。
そして最後に利益が残ります。
家計もまったく同じです。
収入が売上。
支出が経費。
そして残ったお金が利益になります。
つまり、家計の構造はとてもシンプルです。
収入 − 支出 = 利益
以前の私は、支出ばかり見ていました。
どう節約するか。
どう我慢するか。
どうお金を使わないか。
でも本当に大切なのは、
利益を生み出すこと。
そう考えるようになりました。
利益には、二つの使い道がある
利益が生まれたら、私は大きく二つに分けて考えています。
① 未来への投資
未来の自分や家族を豊かにするお金です。
例えば、
- NISA
- 教育資金
- 老後資金
- 資格取得
- 自己投資
将来の選択肢を増やすためのお金です。
② 豊かな浪費
今の人生を豊かにするお金です。
例えば、
- 家族旅行
- 趣味
- 外食
- 家族との思い出づくり
私は、すべての浪費が悪いとは思っていません。
人生を豊かにしてくれる浪費は、未来への投資と同じくらい大切だと思っています。
もちろん、
- なんとなく買ったもの
- 契約したまま放置しているサービス
- 満足度の低い支出
こうしたお金は減らしたい。
でも、
人生を豊かにしてくれるお金まで削る必要はありません。
私は利益を、未来だけのためにも、今だけのためにも使いません。
将来の安心を育てる「投資」と、
今日という一日を豊かにする「豊かな浪費」。
その両方があって初めて、家計は長く続くものだと思っています。
利益は、大きさより使い方が大切
利益は、多ければ多いほどいいわけではありません。
たとえ小さな利益でも、その使い方次第で人生の豊かさは変わると思っています。
すべてを将来のために使えば、今の暮らしを楽しめなくなるかもしれません。
反対に、すべてを今のために使えば、将来への備えが足りなくなってしまいます。
だから私は、そのバランスを大切にしています。
未来への安心も育てる。
今という時間も大切にする。
利益は、その両方をかなえるためにあるものだと思っています。
利益を増やすには、家計の全体を見る
利益を増やすために、私が最初に取り組んだのは固定費の見直しでした。
通信費。
保険。
サブスク。
光回線。
固定費は、一度見直すと効果が長く続きます。
そして、もう一つ大切なのが特別費です。
旅行。
家電の買い替え。
冠婚葬祭。
車検。
以前の私は、
「今月はなぜこんなにお金が減ったんだろう。」
と思うことがよくありました。
でも実際には、それは想定外ではなく、想定しておくべき支出でした。
家計簿を一年続けたことで、毎年やってくる支出が見えるようになり、慌てることが少なくなりました。
利益は、節約だけで生まれるものではありません。
家計全体を把握し、お金の流れを整えることで、自然と生まれてくるものなのだと思います。
家計簿は、利益を生み出すための道具
私は、家計簿の目的は節約ではないと思っています。
目的は、
支出を正しく把握すること。
家計を把握しなければ、資産形成の計画も立てられません。
余剰資金が分からなければ、
投資に回せる金額も分かりません。
だから私は、
家計簿をつける。
支出を把握する。
予算を立てる。
利益を生み出す。
その利益を、「未来への投資」と「豊かな浪費」に振り分ける。
そんな流れで家計を考えています。
家計は、人生を育てる小さな会社
家計は数字を管理するものではありません。
自分たちらしい人生を育てるための土台です。
利益を生み出し、
未来に投資し、
今も豊かに暮らす。
私はこれからも、利益を未来だけのためにも、今だけのためにも偏らせず、大切に育てていきたいと思っています。
そして、「家計」という小さな会社を、家族と一緒に少しずつ育てていきたいと思っています。
