わが家では毎年、家計について話し合う「夫婦会議」を行っています。

2026年のテーマは、生命保険の見直しでした。

資料を作り、数字を整理し、夫と一緒に検討した結果、ひとつの結論に至りました。

月13,187円の終身保険を解約することにしました。

この記事では、

・なぜ生命保険を見直したのか
・公的年金でどこまでカバーされるのか
・最終的にどう判断したのか

をまとめています。


保険を見直した理由は「節約」ではない

今回の見直しは、単なる節約ではありません。

きっかけは、

「わが家に本当に必要な保障は何か?」

という問いでした。

保険は「安心を買うもの」と言われます。

でも私はずっと、

“よく分からない不安”のために保険を払っていた気がします。

だから一度、冷静に整理することにしました。


まず知っておきたい公的年金の保障

民間保険を考える前に確認したのが、公的年金です。

日本の年金制度は、次の3つのリスクに対応しています。

  • 老齢:老齢年金
  • 障害:障害年金
  • 死亡:遺族年金

つまり私たちはすでに、

「公的な保険に加入している状態」

とも言えます。


遺族年金はいくらもらえるのか

遺族年金は2階建て構造です。

  • 遺族基礎年金
  • 遺族厚生年金

わが家の場合の試算では、

年間 約200万円(約月17万円)

子どもが18歳になる年度末まで支給されます。

しかも非課税です。


わが家の家計で不足する金額

現在の生活費は月約30万円。

遺族年金:約17万円

差額:約13万円

一見すると不足しているように見えます。

ただし、ここに妻の収入を加えると状況は変わります。

仮にパート収入が月10万円あれば、

不足は月3万円程度まで減少します。


住宅ローンは団信でゼロになる

もうひとつ大きなポイントは住宅ローンです。

団信付きのため、万が一の場合は

住宅ローンは全額完済されます。

つまり

  • 住居費ゼロ
  • ローン残債ゼロ

という状態になります。


万が一の家計シミュレーション

もし夫に万が一のことがあった場合、

  • 遺族年金:約230万円
  • 妻収入:約120万円

合計:約350万円/年(約29万円/月)

住居費がかからない前提であれば、

生活は十分成立するという結論になりました。


必要な死亡保障はどれくらいか

さらに細かく試算すると、

子どもが独立するまでに必要な期間は約7年。

仮に月5万円の不足があったとしても、

年間60万円 × 7年=420万円

教育費の補填も含めても、

700〜800万円程度で十分ではないか

という結論になりました。


終身保険を解約した理由

夫が加入していた終身保険は以下の内容です。

  • 死亡保障:500万円
  • 保険料:月13,187円
  • 払込残期間:23年

このまま支払うと総額は約550万円以上。

500万円の保障のために550万円以上支払う構造

になっていました。

この点を踏まえ、

終身保険は解約する判断をしました。


家族収入保険は継続

一方で、

  • 月10万円の保障
  • 子どもが独立するまで

という家族収入保険は継続。

こちらは

必要期間に限定された合理的な保障

だと判断しました。


夫婦会議の結論

  • 終身保険:解約
  • 家族収入保険:継続

必要なのは

一生の保障ではなく、必要な期間の保障

でした。


解約返戻金の使い道

終身保険の解約返戻金は約125万円。

そのうち

  • 25万円:これまでの感謝として夫へ
  • 100万円:NISAでオルカンへ一括投資予定

保険を見直して気づいたこと

今回一番大きかった気づきは、

安心は保険の金額ではなく、家計の理解から生まれる

ということでした。

  • 公的制度を知る
  • 家計を整理する
  • 夫婦で話し合う

このプロセスを経ることで、

「なんとなく不安だから保険に入る状態」から

「必要な保障を理解して選ぶ状態」

に変わりました。


まとめ

保険は安心を買う商品です。

ただし本当の安心は、

正しい情報と、家計の理解から生まれるもの

だと私は感じています。

もし長年保険を見直していない場合は、

一度「必要な保障額」を考えてみるのも良いかもしれません。

それだけで、家計の見え方は大きく変わります。

ABOUT ME
40代の資産設計ノート by ゆうこ
1985年生まれ。夫と子ども1人の3人家族。 元客室乗務員として働いた後、結婚・出産を機に退職し、現在は専業主婦として家計管理と資産形成に取り組んでいます。 以前の私は、15年以上お金のことを「なんとなく」で管理する、どんぶり勘定の毎日でした。 「そのうち何とかなる。」 そんな気持ちで過ごしていましたが、子どもの教育費や老後のお金を考えるようになり、このままではいけないと思ったことが、お金と向き合うきっかけでした。 家計簿をつけ、資金計画書を作り、新NISAで積立投資を始める。 少しずつ仕組みを整えながら、お金への不安よりも、「自分で暮らしをコントロールできている安心感」が増えていきました。 このブログでは、家計管理や資産形成の方法だけでなく、お金との付き合い方や、自分たちらしい豊かさについて発信しています。 家計を整えることは、人生を整えること。 今の暮らしを大切にしながら、将来の安心も少しずつ育てていく。 そんな「等身大の資産設計」を、このブログに綴っています。